高速鉄道の歴史を知ろう

北米の高速鉄道の歴史

日本と違い、アメリカには長らく高速鉄道が建設されてきませんでした。経済大国なのになぜアメリカに高速鉄道が無いのか?と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。鉄道自体は昔から整備されていて、1830年代にはアメリカ国内で蒸気機関車の運行が始まっています。現在でも、アメリカ国内の線路の総延長は世界一の長さとなっています。

これほど歴史があるアメリカの鉄道の歴史があるにも関わらず、今まで高速鉄道が普及しなかったのは、あまりにも国土が広すぎるということと、他国と比べて人口密度が低すぎる欠点がありました。広いアメリカの主要な大都市間が離れているというのも、普及しなかった理由の1つになります。そして何よりもアメリカは車社会であり、長距離を移動する際は飛行機を使うのが一般的な交通手段の使い方です。

このようなアメリカならではの事情がありますが、2000年代に入ってからロサンゼルスとサンフランシスコ間を結ぶ「カリフォルニア高速鉄道」の計画が持ち上がりました。着工は2015年から工事が始まり、先行開業は2025年を予定しています。さらにロサンゼルスとサンフランシスコ間は2029年に開業予定となっています。